煖房

写真は  annex(離れ)  にある薪ストーブです、暖房としては勿論温かいものですが、それ以上に火の爆ぜる音、香り、揺らめく火をみているだけでも癒やされていく心に気づく瞬間がありあす。住まいのほうはというと築40年程度の古屋ですので主暖房はいまだに石油ストーブです。暖房器具といっても様々な種類があるわけですが、その中で何を選んだらよいか。。

薪ストーブ・石油ストーブ・ガスストーブ・エアコン・床暖房・基礎断熱暖房などなど。

建物が建つ場所や、建物の性能、インフラの状況、そして何よりも住人の趣味嗜好も大切です。

それぞれメリット・デメリット(暖まりかたの違いなど)もありますが、1つ言えるのは、家の性能(断熱・気密)をしっかりと確保出来ていれば、どの暖房器具を採用しても十分に満足いく効果があることには間違いありません。(冷房に関しても同じくです)

そして個人的な話、薪ストーブや石油ストーブを使用する際の下準備、そして使用中の器具上にやかんを置いて加湿を行う、火の調整をし薪を焚べるなど、とても手間がかかるものなのですが、この手間こそが生活の中で (豊かさ) を感じる鍵であるように思うのです。それは言葉にすると (考える) と言うこと。体感する暖かさとは別の喜びえを同時に享受できるところに魅力を感じます。


住まいの暖房(冷房)方法はクライアント様の趣味嗜好や考え方を話し合い、周辺環境なども考慮しながら最良のご提案をしていければと思っています。

一級建築士事務所 hifumiarchitects / ヒ フ ミ ア ー キ テ ク ツ

素朴で機能的であること、住まいとして 強さと性能を満たす造り。 その中に洗練された空気感を纏う 建築を目指します。

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